南の島でパンを焼く@2009 その⑩ [旅 カオハガン島]
午後、フィッシュサンクチュアリーへ連れて行ってもらえることになった。
ボートに乗り、カオハガン沖に出る。
沖といっても、すぐそこにカオハガンが見える。
1年ぶりに潜るフィッシュサンクチュアリー。
シュノーケリングでもぐってすぐに驚いたのが、珊瑚の多さ。
確実に、昨年よりいろんな種類のたくさんの珊瑚がいる。
そして、魚の多さ。
種類もさることながら、それぞれの魚が群れをなして泳いでいる。
昨年潜ったときも、たくさんの魚がいたけれど、ここまでの群れはいなかった。
1年でこんなに豊かな海になるなんて。
それも、カオハガンからこんなに近くの海で。
あと数年保護したら、訪れた人がここをシュノーケリングで潜れるように開放する。
案内するダイバーたちを養成するため、島民の中から何人かが、マクタンのダイバーショップに住み込みで勉強に行っている。
フィッシュサンクチュアリーには、いかだの上に建てた小屋が浮かんでいて、島民が交代でフィッシュサンクチュアリーの見張りをしている。
潜るときに集める入域料で、島民たちの医療費などがまかなえるようにする。
フィッシュサンクチュアリーで増えた魚が回遊していき、近くの海も豊かになる。
島民たちの漁もうるおう。
島民たちの手で海を守り、生活の向上につながる、持続可能なプロジェクト。
島民たちの手で持続させる、というところが、本当にすばらしい考えだと思う。
誰かがやってあげるのではない、島民の生活や意識から離れたところで海を守るのではない、ただ自然が美しいから守るのではない。
今回、崎山さんがカオハガンで活動していることの、軸となっている考え方を、改めて実感した。
そして、そんなカオハガンで私たちが過ごさせてもらっていることに、心から感謝した。
島民にとってだけでなく、私、そして私たち家族にとっても、崎山さんがカオハガンと出会ってくださったことは本当に大きいことだと思った。
海辺のバーで、のんびりマンゴーラムを飲みながら、崎山さんと並んで、そんな話をした。
何かやってあげているとかそんなふうではなく、逆に私の方が島民から教えられることの方が大きいんですよ、とおっしゃる。
こんな方に出会えたことに、カオハガンで過ごさせてもらっていることに、本当に感謝です。
なんだかうまく表現できないのですが、崎山さん、カオハガンに出会ってくださって、本当にありがとうございました。
母屋の石窯であんぱんを焼いたときのあんこが残っていたので、夕方、ランダさんに渡しにいく。
ランダさんは喜んでくれた。
これでまた、Japaneseシャーコイが焼ける、と。
ランダさんのお友達のおばさんも来て、ソファーに座って話をする。
Japaneseシャーコイ、アンドーナツは、島民に好評らしい。
うれしい。
今度はいつ帰ってくるのかと聞かれる。
いつだろう。
決まっていないけれど、また帰ってきたい。
そしてまた、ランダさんとパンを焼きたい。
必ずね。
カオハガン出発の朝。
ずいぶん早く目が覚めたので、ランダさんのところへ朝食用のシャーコイを買いに行った。
ちゃんとアンドーナツが揚げてあった。
村を通って、島の東側から船に乗り、出発する。
ランダさんと力いっぱいハグして、手を振った。
ランダさんもずっと手を振り続けてくれた。
サラマット、カオハガン。
また、いつか。
必ず。
ボートに乗り、カオハガン沖に出る。
沖といっても、すぐそこにカオハガンが見える。
1年ぶりに潜るフィッシュサンクチュアリー。
シュノーケリングでもぐってすぐに驚いたのが、珊瑚の多さ。
確実に、昨年よりいろんな種類のたくさんの珊瑚がいる。
そして、魚の多さ。
種類もさることながら、それぞれの魚が群れをなして泳いでいる。
昨年潜ったときも、たくさんの魚がいたけれど、ここまでの群れはいなかった。
1年でこんなに豊かな海になるなんて。
それも、カオハガンからこんなに近くの海で。
あと数年保護したら、訪れた人がここをシュノーケリングで潜れるように開放する。
案内するダイバーたちを養成するため、島民の中から何人かが、マクタンのダイバーショップに住み込みで勉強に行っている。
フィッシュサンクチュアリーには、いかだの上に建てた小屋が浮かんでいて、島民が交代でフィッシュサンクチュアリーの見張りをしている。
潜るときに集める入域料で、島民たちの医療費などがまかなえるようにする。
フィッシュサンクチュアリーで増えた魚が回遊していき、近くの海も豊かになる。
島民たちの漁もうるおう。
島民たちの手で海を守り、生活の向上につながる、持続可能なプロジェクト。
島民たちの手で持続させる、というところが、本当にすばらしい考えだと思う。
誰かがやってあげるのではない、島民の生活や意識から離れたところで海を守るのではない、ただ自然が美しいから守るのではない。
今回、崎山さんがカオハガンで活動していることの、軸となっている考え方を、改めて実感した。
そして、そんなカオハガンで私たちが過ごさせてもらっていることに、心から感謝した。
島民にとってだけでなく、私、そして私たち家族にとっても、崎山さんがカオハガンと出会ってくださったことは本当に大きいことだと思った。
海辺のバーで、のんびりマンゴーラムを飲みながら、崎山さんと並んで、そんな話をした。
何かやってあげているとかそんなふうではなく、逆に私の方が島民から教えられることの方が大きいんですよ、とおっしゃる。
こんな方に出会えたことに、カオハガンで過ごさせてもらっていることに、本当に感謝です。
なんだかうまく表現できないのですが、崎山さん、カオハガンに出会ってくださって、本当にありがとうございました。
母屋の石窯であんぱんを焼いたときのあんこが残っていたので、夕方、ランダさんに渡しにいく。
ランダさんは喜んでくれた。
これでまた、Japaneseシャーコイが焼ける、と。
ランダさんのお友達のおばさんも来て、ソファーに座って話をする。
Japaneseシャーコイ、アンドーナツは、島民に好評らしい。
うれしい。
今度はいつ帰ってくるのかと聞かれる。
いつだろう。
決まっていないけれど、また帰ってきたい。
そしてまた、ランダさんとパンを焼きたい。
必ずね。
カオハガン出発の朝。
ずいぶん早く目が覚めたので、ランダさんのところへ朝食用のシャーコイを買いに行った。
ちゃんとアンドーナツが揚げてあった。
村を通って、島の東側から船に乗り、出発する。
ランダさんと力いっぱいハグして、手を振った。
ランダさんもずっと手を振り続けてくれた。
サラマット、カオハガン。
また、いつか。
必ず。
「いつ帰ってくるの?」って
聞いてくれるヒトがいる場所があるって
いいなぁ。
出会いって、つながりって、
もうほんとに「縁」としか言えない。
ステキです♪
by ちびxちび (2009-11-07 16:47)
素敵な旅行記、ありがとうございました(^^)。
by mei (2009-11-09 16:03)
>ちび×ちび さん
そうですね。
縁ですよね。
偶然がたくさん重なって出会えた縁、大切にしたですよね。
こうしてブログを通してちび×ちびさんと出会えたこの縁も、ありがたく貴重なものだと思います。
ちび×ちびさんがブログをのぞいてくださったおかげです。ありがとうございます。
by ぱおん (2009-11-12 00:47)
>mei さん
こんなふうにコメントしていただけるなんて、とてもうれしく思います。
こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
by ぱおん (2009-11-12 00:49)